2008年12月6日土曜日

大漁旗


大漁旗は、無線がまだ発達していなかった頃、
岸壁で待つ人々に、少しでも早く伝えるため「大漁旗」を掲げました。
船にかかげる「国際信号旗」もアルファベットをしめす26枚と、
数字をしめす10枚などで、周囲の船へ意思伝達を行っています。
最近では、無線機や携帯電話の発達により、
漁師さんでは進水など、特別な時にしか上げなくなり、
特に200カイリ漁業規制以降は、漁船の数も激減し、
大漁旗の需要も年々減り続けております。
近年では、大漁旗を
結婚や還暦の「新しい船出」として
記念にプレゼントされる方が多くなりました。

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