2010年5月28日金曜日

「世界を知る力」寺島実郎著

「世界を知る力」寺島実郎著を飛行機の中で読んでいました。

150年前の人々は、生涯20キロ四方位しか 知らないで終わった。

今の時代は、日帰りで旭川~東京までも行けてしまう。

グローバル化 インターネットの情報公開などなど

いろいろな視点で さまざまなことが文庫本に書かれていました。

日本は アメリカを通して 世界を見ているから 間違える。


「 七福神 」 

恵比寿 大黒天 毘沙門天 弁財天 福禄寿 寿老人 布袋の7神のうち

日本土着の神と呼べるものは恵比寿様だけである。

あとは、インドのヒンズー教由来の神 (大黒天 毘沙門天 弁財天)

中国の仏教由来の神 (布袋)、同じく道教由来の神(福禄寿 寿老人)になる

これら、氏も育ちも違う七福神が和気藹々とひとつの宝船にのせてしまうところが

いかにも日本的でないだろうか。 孫子にいう 「呉越同船」のような緊張感は そこにはない。

海外の価値観 日本人の価値観 違いが随所に説明された本です。

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