2013年11月7日木曜日

力と繊細さが必要な染工程

旭川は、冬の準備をする季節感になってきました。
いつ雪が降ってきてもおかしくない今日この頃です。
日中でも息は白くなります。

今日は引染で大漁旗を染めている予定だったので、白い息を吐きながら引染部屋に行ってみると、職人さんはみんな半袖で染めていました。
染め部屋の中を暖かくしているのはもちろんですが、染める作業は結構な体力を使います。
糊や染料を含んだ生地は、想像するより重く、その生地を乾かすために2人掛かりで「張る」作業を行います。
この作業を簡単に説明すると、綱引きをしている感じでしょうか。
職人さんたちは、額に汗をかきながら一生懸命に生地を引っ張っています。
この作業以外にも、力仕事が沢山あり、半袖じゃないといられないくらい暑くなります。

力仕事と繊細な仕事がある染工程を、1つ1つ丁寧に進めて行きます。
良い印染商品がお客様のもとに届くように、心を込めて染めています。

女性の職人さんが大漁旗を染めているところです。


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